2012年01月10日

コレクティブハウジングとは

コレクティブハウジングって聞きなれない言葉ですね。
コレクティブハウジングとは簡単には
「つながる住まい方」ということでしょうか。

例えばマンションの1階に大きなダイニングキッチン
があり、夕食をみんなで食べます。交代で作り一緒に
食べることで住人の間につながりができます。
隣近所の人に関心が持てます。会話がはずみます。
できることはやってあげ、できないことはやってもらう
という協力関係が生まれます。

普通、隣近所は挨拶程度の赤の他人ですね。
ところがコレクティブハウジングでは「一緒に作って
食べる」
ことでつながるのです。一つ屋根の下の
昔の大家族みたいですね。

欧米では30年も前からこういう住まい方が選択肢の
一つとして定着していますが、日本ではまだほんの
一部の例がある程度です。なぜでしょうか。

欧米など狩猟民族の場合、獲物を追って集まる
人々は、敵か味方かわからない人に対し
コミュニケーションをはかることで理解しあって
きました。ところが、

農耕民族
の日本人の場合、一生変わることのない
隣近所とは侵害し合わない垣根を設けて暮らして
きました。住まいを人々の「コミュニティ」と捉えるか、
人々から守る「一国一城」と捉えるかの違いですね。

ところで戦後65年、日本人の暮らしは着物から洋服
へと変わり、畳からフローリングに、和食から洋食へ、
日本語からカタカナ英語へと、変わってきました。
経済の主力は農耕から製造業やサービス業へと
移り、人々も田舎から都会へ、海外へと行動範囲を
広げました。そしてこれからはグローバル時代
いって、世界中が垣根のない経済や社会へ向かおう
としています。

ヨーロッパで金融危機が起これば、円高となって
輸出産業はダメージを受け、企業がどんどん
海外へ出て行っている現実はマスコミの報道する
ところです。空洞化した日本に残った人々は
少子高齢化がますます進行していく中で、パイを
分け合わなければなりません。

その上、沈み行く太平洋プレートに乗った
日本列島は、常に地震を覚悟しなければ
ならないでしょう。

 これからいくらでも経済はよくなるという
マエハラノミクスのようになればいいですが、
少し不便でも国内で食料も電力も自給できる
スローな経済を覚悟するエダノミクスにも一理
あります。

産業革命以来のIT革命、100年に1度という
世界経済危機、そして沢山の尊い命を奪った
大震災を経て、これから世界はどんな時代に
なるのでしょうか、私たちはどう暮らしたらいい
のでしょうか。

これまでの「一人で暮らす」住まい方も捨て
がたいものがありますが、コレクティブハウジング
という「つながり合う」新しい住まい方も悪くは
ないようです。こんなことをここらで一度考えて
みてもいいかもしれませんね。

コレクティブハウジングについては
「新しい住まい方のお話」(PowerPoint)で
絵と写真でわかりやすく説明しています。
http://coco.ac/collective4.files/frame.htm
また、コレクティブハウジングについてもっと知りたい
という方はお問い合わせください。



posted by Man at 23:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | ・ バリアフリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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